根治的前立腺摘出術後の勃起不全に対する電気鍼療法 ED治療も夫婦で来る時代

患者さまは72歳で、ロボットによる根治的前立腺切除手術後に勃起不全になった。地元(九州方面)で仙骨への電気針を何度か受けたが、効果がまったく出なかったということで、上京を決意、当院にて治療を受けることになりました。

ロボット支援による手術は、神経保存根治的前立腺切除術なので、理論的には勃起できるはずで、退院後もED薬や電気療法なので陰茎リハビリに励んだのにもかかわらず勃起機能が回復しなかったそうです。

当院では、勃起神経を刺激するために、会陰から鍼を入れて、電気鍼治療を行いました。勃起には性的興奮が必要で、それは交感神経系と副交感神経系の複雑な相互作用から生じています。鍼治療はこれらのシステムにバランスを調整するのが得意です。

1回目の治療では、フル勃起までにはいきませんでしたが、ご本人いわく、勃起が80%は改善したとおっしゃって頂けました。電気鍼とED薬との組みあわせなら、妻との挿入性行為が再開できるような気がするとおっしゃて頂けました。

根治的前立腺切除手術後の勃起不全は多くの男性の性行為に影響を及ぼします。それは、しばしば、肉体的苦痛以外にも、心理的な影響にも及びます。ED薬と電気鍼併用での陰茎リハビリテーションは良いと思います。併用する電気鍼には副作用もありません、手術で影響を受けた神経の機能回復を促進することもできます。正常な性機能への回復を改善することは、男性とそのパートナーの生活の質を向上させます。

乳頭マッサージも希望なさり、それについては、今後は奥様が自分でやりたいということで、奥様が見学なさっていました。(撮影は不可)。ED治療も夫婦で来る時代ですよ! まずはご相談ください!

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