ED治療 1日40本20年間喫煙 61歳 1回目治療

タバコをすでに辞められたとのことですが、1日40本を20年間という多量喫煙の習慣を断ち切られたことは、今後の健康寿命を延ばす上で最大の貢献です。しかし、「タバコをやめたのに、なぜ頻尿やED(勃起不全)になってしまったのか」と疑問や不安を感じるお気持ちはごもっともですね。

61歳というご年齢における、「過去の喫煙歴」と「現在の頻尿・ED」の因果関係についての理由を分かりやすく解説しますね。結論から言うと、「過去の喫煙による慢性的な血管へのダメージ」と「加齢による変化」が重なっていることが原因だと思われます。

1. タバコをやめたのに症状が出る「3つの因果関係」

タバコによる悪影響には、禁煙してすぐに消えるもの(一酸化炭素や直近のニコチンによる血管収縮)と、何年もかけて蓄積し、禁煙後も残るもの(構造的な血管のダメージ)があります。

① 血管の「しなやかさ」が失われている(動脈硬化の蓄積)

20年間の多量喫煙によって、全身の血管(特に細い動脈)の壁にコレステロールなどがこびりつき、血管が硬く狭くなる「動脈硬化」が進んでしまっています。

• タバコをやめても、一度硬くなってしまった血管はすぐには元のしなやかさには戻りません。

• 陰茎の血管は体の中でも特に細いため動脈硬化の影響を最も受けやすく(EDの原因)、膀胱や前立腺へ酸素を送る血管も同様にダメージを受けています。

② 「骨盤内虚血(こつばんないきょけつ)」が起きている

下半身(骨盤まわり)の血流が慢性的に悪くなる状態を「骨盤内虚血」と呼びます。

• 近年の医学研究では、この骨盤内の血流不足が「ED」と「頻尿(排尿障害)」を同時に引き起こす最大の原因であることが分かっています。

• 膀胱への血流が足りないと、膀胱の筋肉が硬くなって尿を溜めにくくなり(頻尿)、陰茎への血流が足りないと勃起が維持できなくなります(ED)。

③ 61歳という「加齢」とのタイミングの一致

男性は60代になると、喫煙の有無にかかわらず「前立腺肥大症」や「過活動膀胱」といった頻尿の原因となる病気が自然と増える年代です。

• 「過去の喫煙による血管ダメージ」のベースがあるところに、「加齢による前立腺や膀胱の変化」が乗っかったことで、禁煙したあとのタイミングで症状として表面化したと考えられます。タバコをやめたから悪化したのではなく、過去のダメージ貯金が今になって症状として出てきたというイメージです。

💡 治療院での今後の見通し 回復への道のり

禁煙を続けていれば、これ以上の急激な悪化を防ぐことができ、治療の効果も出やすくなります。禁煙によって血液そのものはサラサラになり、新たな血管の汚れはつきにくくなっています。硬くなった血管の回復には数年単位の時間がかかりますが、人間の体には修復力が備わっています。当院の治療内容は骨盤内の血流不足をピンポイントで改善する内容になっています。鍼灸治療には骨盤内の血管を広げて血流を増やす作用があります。すでにタバコをやめられているので、治療を継続なさることでここからさらに状態を良くしていける可能性が十分にあります、引き続き治療の継続をなさってくださいね。

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