ED治療 ADHDはEDになりやすい

「検査でギリギリのADHDって言われます」と言う患者さんが、最近は増えてきました。日本におけるADHD(注意欠如・多動症)の割合は、学齢期の子ども:約3%前後(約20〜30人に1人)、 成人:約2.0%〜2.5%(約40人に1人)、男児の方が女児よりも2〜3倍ほど診断されやすい傾向があります、それは男児は多動・衝動が目立ちやすく、女児は不注意中心で見過ごされやすいためです。 ADHDは誰でも性格の一部に潜んでいる可能性もあるってことです。
ADHDの成人男性が神経発達が典型的な人と比べて、勃起不全(ED)や全体的な性的不満のリスクが有意に高いということが研究で分かっています。
★ ADHDの特徴には、注意力の欠如と集中力の問題がありますが、勃起を達成し維持するには、持続的な身体的・精神的興奮の関与が必要です。ADHDの基本的な症状、例えば思考の回転や外部の感覚的注意散去への感受性などは興奮を妨げたり、親密な時間中に突然勃起を失わせたりすることがあります。また注意散漫や、さまよった思考もADHDの特徴なので、親密な時間にこの思考が漂ってしまうと勃起が維持できません。
★ドーパミンは男性の性的行動や勃起反応の調節に重要な役割を果たします。しかしADHDはドーパミン経路の変化を伴うため、性欲が不安定になり、性的欲求が低下することがあります。ドーパミンには性的動機付け、欲求、そして興奮の生理的過程において重要な役割を果たしているため、ドーパミンのバランスの崩れは正常な勃起機能を損なう可能性があります。
★ ADHDを抱える成人には、親密さへの恐怖、気分の浮き沈み、感覚過敏などからパフォーマンス不安を引き起こし、これが心理的引き金となりEDを引き起こすことがあります。不安は体の交感神経「闘争か逃走か」神経系を刺激し、血管を積極的に収縮させて勃起を妨げます。ADHDの成人は生涯にわたる慢性ストレスの発症率が高く、これらもEDになる原因となります。
当院でのADHD患者さんへのEDへの取り組みには、積極的にアロマセラピーマッサージ、パウダーマッサージを取り入れています。アロマセラピーは感覚の調整、情緒の安定や安定を支える香りというツールです。
不安や感覚過敏の軽減を目的に、ラベンダーやカモミールを使用して安心する香りで整えたり、注意欠如多動性障害(ADHD)や集中力を高めるためは、ペパーミント、ローズマリー、レモン、ユーカリを使用することで気持ちの切り替えを容易させていきます。治療院では、一般の患者さんにはイランイランの香りベースにしています。イランイランの香りは古くから催淫作用(性的高揚・リラックス効果)があるとされ、官能的な気分を高める目的で使用しています。


