足首捻挫



格闘技で蹴った時に、相手の身体の硬い部分に当たり痛みを発症。痛みの場所はツボでいう解谿(かいけい)という部分。解谿は、足首の前面(前側の真ん中)にあるツボです。 足のつま先を上に反らせると、足首の前側に、浮き出る太い腱が2本確認できます。内くるぶしと外くるぶしを結んだ線の高さで、その2本の腱の間にある「くぼみ」が解谿です。
「解谿のあたりを捻挫しやすい」と感じる理由ですが、足首の捻挫で最も多いのは、足首を内側にひねる「内反(ないはん)捻挫」です。このとき、外くるぶし周辺の靭帯を痛めることが多いですが、足首の前側にある靭帯(前距腓靭帯など)も一緒に引き伸ばされて微細な損傷や炎症を起こすため、解谿のあたりに痛みが残りやすくなります。
また、過去の捻挫で足首の関節がゆるくなっていたり、足首を反らす筋肉が硬くなっていたりすると、関節の噛み合わせがズレて解谿のあたりに負担が集中し、「何度も同じ場所を痛めやすい(捻挫しやすい)」状態になります。
治療の注意点ですが、 痛むツボを強く揉むと炎症が悪化します。まずは冷やして安静にしてください。慢性的な違和感がある場合は解谿のくぼみを「気持ちいい」と感じる程度の優しい強さで、円を描くようにほぐすと足首の動きがスムーズになります。
過去に捻挫をしてから「足首がグラグラする」「慢性的にグキッとなりやすい」という状態なら、日頃から足首を冷やさないことも大事です。

