膝の痛みは股関節が原因

膝が痛むと膝に問題があると考えがちですが、実は股関節が関係していることがあります。股関節に違和感がある人が膝の痛みも訴えるのはよくあります。膝ばかり治療しても、股関節だけを治療しても、良くならないことがあるのは、日常動作や運動の際に、股関節と膝は連動して動いているからです。

股関節が硬くなったり歪んだりすると、その代償として膝に負担がかかり痛みがでる場合があります。膝関節と股関節は、歩く、立つ、座るといった動作では、必ず両方が協調して働いています。そのため、股関節の動きが悪くなると膝がその代わりに頑張ろうとして代償し負担をかけることなります。股関節が硬くなって可動域が狭まると、立ち上がる動作の際に膝が深く曲がりすぎたり、歩行時に膝がひねられたりして、関節に無理なストレスがかかり、その結果として炎症や痛みがでます。

また加齢や、オーバーユース(使いすぎ)でも、股関節の筋肉が弱り、骨盤の安定性が失われていくと、膝への負荷がでることがあります。これが継続すると、膝の軟骨や靱帯にもストレスがかかり、関節が摩耗して炎症や損傷をきたすことがあります。

また腰や股関節に変形や拘縮が起きてくると骨盤が傾き、脚の長さに左右差が生まれます。下半身のバランスが崩れることで、片方に荷重がかかり、片方の膝にだけ痛みが出てます。こうなると、さらに膝関節に余計な負担がかかり、特に片側にだけ症状が出ることもあります。

また骨盤の前傾や後傾といった歪みが生じると、股関節の位置が変わり、ももの前側(大腿四頭筋)に緊張が生まれ、膝蓋骨に引っ張る力がかかります。その結果、膝のお皿周辺に痛みが出やすくなったり、膝周りの筋肉が硬くなったりします。膝に違和感がある場合には、同時に股関節や骨盤の動きの確認をすることも大事です。

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