新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染後のED

患者さまは5年前、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染後に勃起不全(ED)が発症したので、後遺症だと思っているとのこと。

現在では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染したのち、後遺症(ロングコビット)の一症状として勃起不全(ED)の発症リスクが高まることが国内外の調査で明らかになっています。海外の大規模データでは、感染歴のない男性に比べて新たにEDを発症するリスクが約27%上昇したと報告されているほか、国内の入院患者を対象とした追跡調査でも約19%の男性が後遺症としてのEDを自覚したとされています。

1. 血管へのダメージ(血管内皮障害)ウイルスが全身の「血管内皮細胞」に炎症や障害を引き起こします。勃起には陰茎海綿体への急激な血液の流入が必要ですが、血管の機能が低下し微小な血栓などが生じることで、十分な血流が行き渡らなくなります。これに関しては、当院では、陰茎に超音波の照射を行って、血流改善を行います。微弱な超音波の刺激を陰茎海綿体に与えることで、細胞から血管内皮細胞増殖因子(VEGF)などの放出を促し、新しい血管の形成(血管新生)と血流動態の改善を導きます。

2. 男性ホルモン(テストステロン)の低下、コロナウイルスが精巣組織に影響を与え、性欲や勃起機能の維持に欠かせないテストステロンの分泌量を減少させてしまう可能性が指摘されています。当院では睾丸治療により、テストステロンの促進を行っています。睾丸にパルス刺激や超音波治療で刺激することで、男性ホルモンの一種であるテストステロンが増加します。テストステロンの約95%は睾丸(精巣)の中で作られるため、睾丸(精巣)が刺激されるとテストステロンが分泌しやすくなります。テストステロンは、男性の性機能(勃起や性欲など)に関わるホルモンで、男性の性機能の強さは、テストステロンの量に比例していると言われています。そのためテストステロンを増加させるとEDや中折れなどの改善にも高い効果を及ぼします。

3. 精神的ストレス・抑うつなど、後遺症の長期化に伴うメンタルの悪化は、脳からの性的な興奮の伝達を妨げ、「心因性ED」を発症・悪化させる大きな要因となります。こちらは自律神経調整で鍼灸アロママッサージ・パウダーマッサージで副交感神経へ身体を傾けていき、リラックスさせ、勃起しやすくしていきます。

患者さまには治療と並行して、生活習慣のセルフケアもお願いしています。血管機能を修復するために、有酸素運動、十分な睡眠、バランスの良い食事、禁煙を心がけることが効果的です。

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です