ED治療 陰茎海綿体の劣化

勃起のしくみを簡単に説明すると、勃起は陰茎海綿体(スポンジ)が膨らむ現象なので、この海綿体の柔軟性を維持することが、勃起力の維持には非常に重要です。EDを放置すると、勃起できない状態をしばらく続けるため、本来なら膨らむはずの陰茎海綿体が固まり、柔軟性が失われやすいです。この海綿体が固まる現象は「線維化」と呼ばれ、元の柔軟性が戻ることはむずかしくなります。海綿体の線維化が進行すると、勃起力がどんどん衰えていきます。

①性的興奮が高まると神経の動きによって陰茎海綿体内の動脈が拡張

②動脈が拡張すると血流が増加する

③増加した血液によって海綿体が膨張

④海綿体が膨張すると海綿体を取りかこむ白膜を圧迫

⑤その圧迫により海綿体周囲の静脈が閉鎖

⑥その結果、陰茎に流入した血液が流出しなくなり勃起が維持される

勃起は、性的興奮を引き金にして、陰茎海綿体の血管平滑筋が弛緩し、 動脈血の海綿体への流入を促進させて勃起が生じます。海綿体が血流の増加によって段々に膨らみ始めると、静脈がだんだんに海綿体による圧力によって閉塞していきます。 静脈が閉塞すると陰茎から外に出る血液がストップし、陰茎内に血液が溜まって勃起となります。 

治療院では、陰茎海綿体の動脈と静脈に超音波をあてていきます。EDの主な原因は血流障害なので、血管内皮細胞に1MHzの超音波を当てることで、血管修復を促し、勃起不全を改善していきます。超音波を浴びせた細胞は、超音波を浴びせていない細胞に比較して、およそ20倍もの血管修復因子の増強が確認されています。

勃起に必要な性的刺激(鼠径部マッサージ・乳頭マッサージ)などと、超音波治療を組み合わせる事で、陰茎はサイズの増大と硬度の上昇を進めていきます。当院の治療は、薬剤による勃起ではなく、根本的な治療を目指す方に向いています。

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