ED治療 糖尿病 ペロニー 陰茎が曲がる
男性糖尿病患者の性機能障害のEDは、射精障害、オーガズム障害、性欲減退(性的欲求障害)と様々です。その中に、ペロニー病もあります。陰茎海綿体を囲む線維性の白膜などが炎症を起こし、硬いしこり(プラーク)ができる疾患です。
硬いしこり部分は、プラークと呼ばれる陰茎海綿体の白膜の一部が厚くなった、線維性の瘢痕組織です。
そのため、勃起時にしこり部分が正常に伸びず、しこりの部分から陰茎に大きな歪曲を生じたり、形状が歪んでしまうことがあります。
悪化すると性行為が困難になったり、または不可能になることがあります。
さらに、勃起時に痛みを伴うこともあります
成人男性の約10%はペロニー病を発症するといわれており、決して珍しい疾患ではありません。糖尿病患者さんや透析をしている方では9~10%とかなり多いです。理由としては、糖尿病患者さんの男性ホルモンの一種であるテストステロン値が、かなり低いことが原因になっています。放置すると歪曲や形状の歪みが悪化したり、EDになる可能性が高まるので、早期の治療が必要です。




