ED治療 睡眠時無呼吸症候群 自律神経の乱れ 40代

睡眠時無呼吸症候群の患者さんは肥満の方が多いというイメージがありますが、この患者さんは痩せ型です。痩せ型の睡眠時無呼吸症候群の特徴としては、顔の骨格がきゃしゃである、首が短い、下あごが小さいまたは後退している、舌が喉の奥に落ち込みやすいなど身体的特徴がありますが、自律神経の乱れも深く関係します。

自律神経のバランスが乱れると呼吸のリズムや筋緊張の調整がうまく働かず、呼吸障害につながります。睡眠中、何度も呼吸が止まることによって取り込める酸素の量が減少し、脳が慢性的な酸欠状態に陥ります。睡眠中ですので苦痛を感じることはないのですが、そうなると自律神経が休まりません。

睡眠中無呼吸が頻回にあり、慢性的に酸素欠乏状態にさらされ体はリラックスできず、疲労回復もしづらくなります。これにより、寝ても寝たりない、一日中体がしんどい、朝から疲れている、頭がなんとなく重いなどの自覚症状がでてきます。症状も一定ではないので単なる疲れだと見過ごされがちです。一緒に寝ているパートナーに無呼吸を指摘されて気づくことも多いです。

夜間のリラックスしている副交感神経優位な状態が、無呼吸・低呼吸によって緊張する交感神経へと傾くことで、自律神経の乱れが生じ、副交感神経が必要な勃起からは遠のいていき、EDを併発しやすくなります。早めに治療しましょう。

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