ED治療 患者さまの声 糖尿病+心筋梗塞

血管や血液循環が原因となるEDと、心疾患の共通点は、身体のどこの血管で起こったかという違いはありますが、動脈硬化や血流の低下、血管の詰まりなど同じ原因によって起こっています。

心臓の冠状動脈で血管の詰まりが起これば、心筋梗塞・狭心症に、内頚動脈で血栓ができると脳梗塞に繋がり、陰茎動脈につながる血管で詰まりが起こればEDになります

血管の詰まりやすさは、動脈の太さが1つのポイントとなります。動脈硬化によって起こる血流の悪化は、体内の細い動脈から始まり、やがて太い動脈へと広がっていきます。

動脈の太さは身体の場所ごとに異なり、たとえば脳周辺では直径5~7ミリメートル、心臓周辺では3~4ミリメートルありますが、陰茎動脈では1~2ミリほどしかありません。つまり陰茎動脈は非常に細いため、動脈硬化の影響を真っ先に受けやすいです

また、他の動脈は血管が拡張したとしても15パーセント程度なのですが、陰茎動脈は勃起時になると80パーセントも拡張します。

これも血流障害を発現しやすい理由の1つです。さらに、他の部位の動脈では血流の低下が起こっても、他の血管を介して代わりに血液を各臓器に流してくれるのですが、陰茎動脈にはその代替の回路がありません。

そのため、加齢による軽度の動脈硬化によって、一番はじめに発症しやすいのがEDです。心筋梗塞や狭心症などの虚血性心臓病が起こるよりも先にEDを発症する男性が多いです。心臓のほかにも、今やEDは全身疾患の予兆として捉えられることが増えたため、ED症状が出たら、たとえ他の症状がなくとも、一度健康診断や人間ドックを受けるのがベターですね

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