ED治療 脳イキ 乳頭マッサージ



わたしは鍼灸マッサージの教員免許を持っているのですが、あまり説明は上手くないので、わかりづらいかもしれませんが、勃起が副交感神経を介しているのに対し、射精は交感神経に制御されています。性的興奮による刺激が、脳から脊髄(背骨をイメージ)を通し交感神経を介して男性の生殖器に伝わると、精巣、精管、精嚢(せいのう)、前立腺が収縮して、精液が尿道へ送られます。
さらに骨盤底筋の収縮によって、蓄積された精液がペニスの先から射精されます。射精後、快楽ホルモンとも呼ばれる脳内物質「ドーパミン」が分泌され、オルガズムに達します。オルガズムは、性的興奮の絶頂期のことで、男性の場合、一般的には射精とほぼ同時に起こります
まずは、性的興奮が脳に伝わることが大事です。男性の性機能は、脳、神経、血液循環、ホルモンの状態などの相互作用によって成り立っています。筋肉、血管、神経、ホルモン、これらのどこかの機能が障害されると、勃起不全(ED)などの性機能障害が生じます。もちろん不安や自信喪失など精神的なことも性機能の低下に影響します
治療院では、脳で性的刺激を感じるように、乳頭マッサージを行っています。わずかな刺激や感情の高まりでも、脳で刺激を充分に感じて性的興奮を受け止め、脊髄を通して肉体的な反応が引き起こされるように身体を改善していきます
脳内ではさまざまなホルモンが分泌され、快感を大きく増幅させる作用を持っています。脳イキ時に関与する主要なホルモンの中に、オキシトシン「愛情ホルモン」として知られるものがあります。性的興奮やオーガズム時に多く分泌されます。このホルモンは、リラックス感や安心感をもたらし、さらに脳内で快感を増幅させる効果があります。オキシトシンは乳頭刺激で高まる事が知られていますが、男性にもオキシトシンはあります

オキシトシンで肉体的な快感がさらに高まり、同時にドーパミン、エンドルフィンなどの快楽物質も分泌され、脳内に強烈な喜びや恍惚感が満たされていくと、いわゆる脳で性的興奮を受け止めるということになります
脳でイクことができるようになると、身体的な刺激がわずかであってもオーガズムを感じやすくなるため、性的快感が飛躍的に向上し、勃起もより持続的で満足感になるものになります。