ED治療　患者さまの声　ICI注射

陰茎海綿体注射を否定する気持ちは１ｍｍもありません。しかし治療院に来る患者さんで陰茎海綿体注射をしていた期間が長いほど自然勃起に戻すための治療効果にばらつきがあります。その理由を考えた時にこの注射は、セックスをするために必要なたくさんの大切なものが、まったくいらなことに気が付かされます。セックスを成功するために医学のテクノロジーは進化していますが、本来の大切なものを見失ってしまいがちで、だから元には戻れなくなってしまうのではないか？

注射に依存している人は依存する前に比べて、セックスに関する思考力や創造力が奪われ、性的興奮や感情が鈍ってきて、自分の中での射精のコツも忘れてしまっているのではないか？と思います。強制的に勃起するので、自分の気持ちも読めませんね。注射と並行して、セックスするのに必要な人間らしさを保つバランスを見つけていく必要があるかと思います

ED薬と陰茎海綿体注射の違いは脳への性的刺激がなくても神経の働きに関係なく陰茎への血流があれば勃起することです。通常の勃起は、脳が性的な刺激を受けると海綿体に血液が流れ込み陰茎は勃起しますが、陰茎海綿体注射を海綿体に注射すると10～15分で強制的にこの血流が起き、性的な刺激がなくても半ば強制的に勃起させることが可能です。通常、注射して10～15分程度で自動的に勃起がはじまりまり、短くとも30分以上、平均130分程度効果が持続します。

わたしが治療してきた多くの患者さまの中で、ED薬が効かない、ED薬をやめたい方の治療に関しては、治療が進むにつれ、断薬しても、自然勃起できる確率は非常に高いです。しかし陰茎海綿体注射を受けられている患者様の、注射をやめたいからと治療院に来られる方の治療に関しては、陰茎海綿体注射をしていた期間が長いほど、治療効果にばらつきがあります

陰茎海綿体注射は、陰茎の海綿体に血管拡張薬を直接注射することで、勃起を引き起こす治療法です。 注射される薬剤は、血管を拡張し、陰茎への血流を増加させるため、神経や心理的な要因に関係なく勃起が可能になります。ED（勃起不全）の内服薬は、心臓の持病や他のお薬との飲み合わせにより、使用できない方もいるので、陰茎海綿体注射は大変、大変有効だと思います。

正常な勃起は性的な興奮により末梢神経からNOという神経伝達物質が放出され、その刺激で海綿体平滑筋が弛緩して陰茎海綿体内へ血液が充満します。たとえば、ED薬のバイアグラ、レビトラ、シアリスなどの内服薬は、末梢神経から放出されるNOの反応を増幅、維持させる薬です。しかし、糖尿病や前立腺癌手術後におこるEDの場合は、末梢神経の働きが著しく低下しているため、内服薬が無効であることが多いですし、加齢変性、ホルモン分泌異常、身体的のお怪我など、そういう方たちにも陰茎海綿体注射は大変有効です。

陰茎海綿体注射をしようか？治療院で薬も注射も使わずに根本治療をしようかと悩んでいる方がおられましたら、まずはお気軽にご相談ください

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