夜間頻尿
夜間頻尿の原因は、水分の過剰摂取、尿量を増加させる薬剤の内服、糖尿病などの内科的な病気、ホルモンバランスの乱れ。また、加齢変性などで膀胱容量の減少もあります。膀胱容量の減少は、少量の尿しか膀胱に貯められなくなるもので、膀胱がさらに過敏になります。この場合は、夜だけでなく、昼にも頻尿になることが多いです。過活動膀胱も膀胱に尿が少量しか溜まっていないのにも関わらず尿意を感じてしまいます。膀胱が勝手に収縮してしまう病気で、トイレに急いで駆け込む症状(尿意切迫感)がでたりします。男性の場合は前立腺肥大症になると、排尿がしにくくなり、結果として膀胱が過敏になることがあります。これらの症状が夜間にあると、夜間頻尿になり、睡眠障害を引き起こす可能性がでてきて、眠りが浅くなり、すぐ目が覚めてしまうために、目が覚めるごとに、膀胱の尿量に関係なく、気になってトイレに行きたくなります
鍼灸治療の可能性:夜間頻尿は、鍼灸療により改善させることができます。収縮した膀胱を温めて柔らかさを増させて 頻尿・尿意切迫感などの症状を改善させていきます。臀部に夜間頻尿に効くツボをつかい、灸をすえることで畜尿機能(膀胱容量増加)を改善していきます。臀部のお灸はリラックス感がとても高く、乱れた自律神経やホルモンバランスも整い、肛門、膀胱まわりを温めることで頻尿の改善をしていきます