ED治療 半勃起射精
完全に勃起する前に射精するのは半勃起射精ですね。早漏は 挿入して1分以内に射精してしまう状態とされていますが、半勃起射精だと、陰茎が完全に勃起していない状態で射精してしまう状態です。
射精と勃起のメカニズムは、勃起は副交感神経が優位で、射精は交感神経優位で、副交感神経の高まりがないまま交感神経に倒れて込んで射精に至ると、納得できない勃起状態のままで、射精してしまったり、性行為中での充分な挿入ができなかったり、勃起の持続が厳しくなり中折れの事態に陥ります。
治療院では陰茎への治療前に、自律神経の調整と、血液循環の促進のために、全身のアロママッサージを受けて頂いています。身体をほぐすことで、緊張やストレスがほぐれ、血流が改善すると、勃起力の向上につながります。
勃起力が衰えたからと陰茎だけ治療しても、血液は心臓から体内を駆け巡っています。陰茎は身体の先端ですから、根幹である本体の血流が良くなければ、陰茎先端まで、血流は行き渡らないですよね。この理由から、糖尿病になると、細い血管から支障がでやすくなるので目と陰茎には影響が及びやすくなります。
治療院では、陰茎部への超音波治療、電気治療、イオン導入をおこなっています。研究により、陰茎の血管に対して超音波を浴びせる事で、 血管修復因子の発現が確認されています。血管修復因子が、陰茎においては、ED、勃起不全の改善への期待につながります。
超音波治療によるED改善のほかには、体外衝撃波療法も知られています。 こちらは血管を改善させる超音波治療とは違い、微弱な衝撃派を血管に与える事で、 血流が障害されている領域に置いて、新生の血管の発生・形成を促すEDの治療方法になります。血管を新たに作る事を体に働きかける治療方法です。そのため、血管新生までに、ある程度の時間がかかる事が予想されます。
超音波治療によるED改善については、 超音波照射から血管修復物質の産生までの時間的較差が比較的少なく、 体外衝撃波療法に比較して、より短い時間でのED改善を示す可能性が期待されています。
陰茎への超音波治療は、陰茎海綿体機能への修復もなされるので、陰茎もふっくらする方が多いです。陰茎海綿体はスポンジのように血液をため込んで膨張して陰茎を硬くします。 これが勃起した状態です。
しかし、好ましくない生活習慣などが原因で、陰茎海綿体動脈の開き方が不十分だと、血液の流れ込み方がたりずにEDが起こります。陰茎海綿体のスポンジも、加齢変性を起こして、本来のスポンジ状が繊維化していきます。加齢変性やストレスの加担により、男性ホルモンであるテストステロンの減少や、海綿体のスポンジの線維化も、EDに深く影響を及ぼしています