腰痛　灸　隔物灸（かくぶつきゅう）

お灸で使われる、よもぎには、チオネールと呼ばれる精油成分も含まれており、燃焼によってもぐさ独特の芳香があり、鎮静、殺菌、リラックス効果があります。お灸は温熱刺激効果により、血流を改善しリラックスを促し、身体に流れている経絡の上に存在するツボにお灸をすえることで、身体の中の気・血・水のバランスを整えて、つらい症状を緩和していきます。また白血球を増やし、免疫力アップ、鎮静鎮痛効果により、自律神経を正常な状態に近づけます。隔物灸は, その温熱刺激と隔物の作用を、生体に与えて、 治療効果を得ています。 隔物の、灸の熱さにより溶出する含有成分により、薬理作用、温熱刺激作用を得ることができます。今回は、バラの花びらや、レモンリーフを用いています。花びらの香りによるアロマセラピー効果や、肉厚な葉の上に置くことで、熱さの緩和をしています。実際には、隔物灸で、有名なのは、生姜やニンニク、味噌などです。もぐさの下に置くことで、身体を温めたり、滋養強壮や、殺菌作用の効能や栄養成分を得ることができ、お灸との効果を合わせて、治療効果を高めることができます。