踵の痛み 

40代男性。運転手。アメリカンフットボールの選手かと思う程、身体が大きい。仕事が運転手なので、普段は座っている事の方が多い。先日、道路を300mほど走ったら右の踵が痛くなって歩くのも辛くなったので来院

体重があるということは、当然、体重を支える足への負荷は大きくなります。 体重が増えると同時に、踵の骨や周辺組織も大きく強くなってくれたら良いのですが、残念ながら変わりません。 そのため、体重があると、踵への負担が増え、いきなり走ったりすると、その体を支える筋肉の耐久性がお付かない為、その衝撃に耐えきれず踵に痛みが生じることがあります。

鍼灸治療で、炎症を鎮静させ、痛みの発痛物質を流して、疼痛緩和しました。お灸の温熱刺激で、血液循環が悪くなった、かかとの部分の血管を拡張させることで、局所に溜まっていた疲労物質や老廃物などが血管に回収されやすくなり、疼痛が解消します。 また、お灸の成分であるモグサは、摂家級の赤血球の造成を促し血液中の酸素量を高めたり、血液中の酸化を防いだり(抗酸化作用)、血液中の毒素を発汗や排尿により排出しやすくしたりするため、血液の質が向上します。治療後には踵のサポーターをつけて治療を終了しました。治療後の、痛みが抜けた患者様の笑顔が見たくて、今日も頑張ります。

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