自律神経調節

原因のわからない体の不調に悩んでいる方は多いです。それは自律神経の不調のせいかもしれません。自律神経が乱れていると感じている患者さんの多くが、背骨の弯曲や歪みがあると言われています。ストレートネックや左右の肩の高さの違い、側弯症、反り腰や、骨盤の高さの左右差なども原因となります。骨格が歪むと、別の場所に負荷がかかり、さまざまな場所の筋肉が凝ることもあります。骨格のゆがみがある方は、頭痛、めまい・倦怠感・動悸・息苦しさ・胃腸不良・耳鳴り・低血圧などの不調を抱えてしまう時もあります。自律神経の通り道は背骨と関係しています。自律神経は、脳と脊髄から始まり、各臓器や器官に分布していく神経です。骨格・背骨が歪んでいると、自律神経の伝達ルートが妨げられて、自律神経のはたらきが悪くなる原因になります。自律神経が関与する中に、呼吸があります。自律神経の不調を抱えていると、呼吸が浅く、全身に、酸素や栄養が回わず不調をきたしやすくなります。