肋間神経痛

intercostal neuralgia Intercostal nerve pain

肋骨に沿っている神経を肋間神経と呼びますが、この肋間神経が痛む症状を肋間神経痛といいます。急に電気が走るような痛みやジクジクとした持続する痛みなどがあり、痛みの起こる場所は背中から脇腹、胸の前面やおへそ辺り、まれには足の付け根まで痛みを感じることがあります。痛む場所や範囲がはっきりしており、肋骨に沿って起こる比較的鋭い痛みです。特徴的なのは、上半身の右側か左側のみに起こり、左右両側に起こることはあまりありません。

原因はさまざまで解明されていないものもあります。肋間神経痛には疲労が原因で起こるもの、風邪が原因で起こるもの、打撲による内出血、圧迫骨折、筋肉の炎症などによって起こる場合もあります。またストレスによりホルモン分泌のバランスが悪くなることで、肋間に痛みが生じることもあります。例えば代謝を上げる作用のあるアドレナリン、ノルアドレナリンというホルモンが分泌されていますが、このホルモンのバランスが崩れても痛みが生じるのです。

鍼灸治療では、患部の疼痛緩和を目的として、炎症を抑えていきます。。痛みが出ている周囲をラインに沿ってお灸で熱を入れて血液循環を高め、痛みの発痛物質を流して、炎症をしずめます。またアロママッサージも合わせて行い、リラックすることで自律神経のゆらぎを調整してストレスの軽減をはかります。

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