肋軟骨炎

肋軟骨炎とは、胸骨と肋骨のあいだの軟骨(肋軟骨)が炎症を起こすことで、胸部に痛みが生じる病気です。 一般的には、腫れたり赤くなったりすることはありません。 この痛みは心臓や肺などの内臓の病気と間違われることもありますが、実際には骨や軟骨の痛みです。

原因としては、精神的苦痛や緊張が続くことで、肋間神経が圧迫されて痛みを感じたり、ストレスが交感神経を刺激し、筋肉の緊張や炎症を引き起こしたり、ストレス過多や過労過多で姿勢が悪くなったことで肋間神経が圧迫されるなどがあります。症状は、肩、胸周辺に、針で刺されたような痛みや電気が走ったようなピリピリする痛みなどを感じます。

この患者さまは整形外科で、痛み止め(消炎鎮痛剤)の内服、湿布を処方されていましたが良くならず、鍼灸治療を希望して来院。 治療院では、鍼灸による温熱療法とアロママッサージでのストレスケアで、疼痛緩和をはかりました。治療後は、症状は改善して喜ばれましたが、完治までには数回の通院が必要だと思われます

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