肉離れ 大腿部 テーピング

肉離れは、スポーツによるものが多く、損傷する場所としては、短距離走のダッシュ時→ハムストリングス(太ももの裏の筋肉)、テニスやバドミントンのジャンプ時→腓腹筋内側頭(ふくらはぎの筋肉)、サッカーのシュート動作時→大腿直筋(太もも前面の筋肉)などに頻発します。今症例のように、大腿四頭筋(特に大腿直筋)はハムストリングに次いで肉離れが生じやすい筋肉です。これは、大腿直筋が羽状構造を呈しているため、強い力を発揮できることや、二関節に跨ることが影響していると考えられます。肉離れになる理由としては、 筋力不足、 筋肉の柔軟性の欠如、 ウォーミングアップの不足、 筋肉疲労の蓄積、ケア不足 の蓄積、 天候の変動(低温高温など)、 競技者の年齢なども関係してきます。肉離れを発症すると患部に痛みが走ります。ときには筋肉が断裂した瞬間に「プチッ」という音が聞こえることもあります。また、痛みのある部位をよく診察するとくぼみや変色が生じている場合もあります。肉離れを発症したときは、「鋭い、力が抜けるような痛み」「ぱちっという音がしたような突然の痛みを感じた」といったことが多く聞かれます。肉離れを疑う怪我を発症した場合には、受傷直後(受傷後2日間)では氷やアイスパックなどによる冷却、包帯による圧迫、枕などでの挙上を行い安静にします。内出血の拡大を防ぐために受傷直後のアイシングと安静が重要です。出血が拡大することで患部以外にも血腫(血の塊)が増えます。すると、血液が体内に吸収されるのに時間がかかるため、結果的に治療期間が長引く原因となりますので、血腫の形成や炎症を最小限に抑えることが大切になります。痛みが軽いからと言って、無理に動かしていると悪化することがあります。伸ばしたときの痛みなどが消えたからと、試合にすぐに復帰したり、いきなりスポーツを再開してしまうと、肉離れを再発することもあります。日常生活動作に不安がなくなってから、ジョギングなどの軽い運動をおすすめします。鍼灸治療としては、アイシング時期の急性期を過ぎたころから、血行を促進して、筋の柔軟性の改善、疲労の蓄積を予防していきます。 

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