糖尿病が改善したのにEDのまま

糖尿病の治療で、血糖コントロール、高血圧、高コレステロールなどの治療を行い、糖尿病は抑えることに成功ができたのに、勃起力だけが衰えたままのような気がする
血糖値は改善されてきたのに、性交時に挿入できる程度まで勃起が維持できない、または挿入できても最後の射精までたどりつかない、加齢に伴い勃起能力が落ちてくるのはわかるが、なんとかしたい
せっかく、糖尿病の数値が改善されてきているので、以前のように男性機能も復活したい、このような患者さんが、最近は増えています
糖尿病の男性では「勃起障害」(ED)を発症する割合が、糖尿病でない男性の2〜3倍に上るとの調査結果もあります
血糖値が高い状態が続くと、陰茎の細小血管がダメージを受け、陰茎への血流が悪くなります。さらに、陰茎や会陰に張り巡らされている神経にも障害が起き、神経線維から脳への伝達も悪くなり、男性の性的反応を引き起こすのが難しくなります。
さらに、追い打ちをかけるように、血糖コントロールが良くないと、陰茎への血流の減少に加えて、神経損傷や神経障害が起こりやすくなります。
これらは、男性の勃起機能を維持するために非常に重要で、血糖値などの数値が改善しても、勃起に関わる神経がすでに損傷を受けてしまっていると、元の 勃起状態に戻すのは難しくなります
通常は性的興奮を受けた脳への刺激が、脊髄を伝わってペニスに届けられます。治療院では、糖尿病の持病がある方には、積極的に、神経伝達促進の治療をおこない、勃起維持への高い成果をあげています