熱中症による頭痛

近年は8月どころか6月に入ってすぐに暑い日が多くなり夏が長くなったと感じている人も多いですね。この暑さが熱中症や夏バテを招くことは知られていますが、頭痛の原因にもなります。ギラギラと強い太陽の光は、脳に刺激を与えるため片頭痛を招きます。さらに、初夏から秋にかけての日本には多くの台風が接近し、低気圧も定期的に通過。その影響で湿度も大きく変化します。気圧、湿度の変化も自律神経や脳神経への刺激となり片頭痛を誘発しやすくなります。特に雨に日など、低気圧や湿度が高い時に頭痛が起こる人は多いです。また冷房による体の冷えも頭痛のきっかけになります。体が冷えると肩回りや首の筋肉が収縮して血流が悪くなります。それに加えて体温を調節する自律神経も乱れるため、緊張性頭痛が起こるのです。また、気温差の激しい環境の行き来を繰り返すことも、自律神経を乱し、緊張性頭痛の原因になります。涼しい室内から暑い屋外に出た時などにも、気温差で片頭痛が起こりやすくなります。
頭のツボに鍼を刺すことで、血流を促進し、神経系を整え、頭痛の痛みを和らげる効果があります。 また、鍼灸は自律神経のバランスを整える働きもあり、ストレスが引き起こす頭痛や慢性化した頭痛に対しても有効です。 薬に頼らず、自然な治癒力を高めるには鍼灸治療がおすすめです