母指が痛い 母指CM関節症

母指CM関節症とは 、親指に力がかかる動作をする際に手首の母指の付け根に近い付近に痛みがでる症状です。指のCM関節は、柔軟に動きやすくなっているため、物を掴む・握るという動作が可能ですが、可動域が広く、大きな負担がかかってしまう時があります。CM関節症は、親指の付け根にある骨と骨を繋ぐ関節をクッションのような役割で覆っている軟骨がすり減り、骨同士がぶつかることで、痛みや、骨の変形が生じます。軟骨のすり減りが進行すると、親指に力を入れた動作で、ズキッとした強い痛みが出るようになります。症例写真のように、症状が 進行してくると、親指の指先の関節が曲がり、付け根側の関節が反った白鳥の首変形(指のスワンネック変)や亜脱臼になってしまいます。この症例でも、患者さんは、長年の剣道とゴルフにより、親指の付け根の関節に、かなりの負荷をかけたと話されています。指の関節に柔軟さを超えた負荷がかかると、軟骨がすり減り、関節を安定させようと、骨が出っ張り、指が変形してしまいます。また、外傷がなくても、更年期の女性は、ホルモンの関係で、骨がもろくなりやく、日常生活を送るだけでも、家事や介護で、予想以上に手を酷使してしまい、気が付いたら、指が曲がっているという事もあります。母指のCM関節が変形を起こすと、バランスが崩れ、ジグザグ、カクカクの並びと、見た目になります。

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