寝違え 首の痛み
眠っていて目が覚めたときに、首の後ろや首から肩にかけて痛みが出ることがあります。いわゆる寝違えですね。首を動かすと痛みが出る時もありますし、痛みで首を動かせない時もあります。
睡眠中に何が起こって痛みが出ているかについては、いろいろな意見がありますが、病院に行っても、検査や画像でとらえられるような変化はでてきません。
睡眠中に、不自然な姿勢が続いたために一部の筋肉が阻血(血液の供給が不足)におちいり、朝起きた時に、しこりとなって残っている状態だと考えられます。
寝返りの必要性は、寝ている時に、身体の一部にだけ、過度に負担がかかりつづけることを防ぐ役割もあります。精神的に大きなストレスがかかると、自律神経が乱れて眠りが浅くなり、寝つきが悪くなり、寝違えをおこしやすくなります。
鍼灸治療には乱れた自律神経を正常に戻し睡眠の質を高める効果があります。この睡眠の質が高まることで、身体の緊張も緩まり寝返りが打てるようになります。