他院修正 カッピング、カッサ後の疼痛緩和

他院修正です。他院の整体院で、カッピング、カッサ後、身体が熱く痛くて来院。小柄で痩せ型の女性。カッピングの施術前に、整体師から「気を整えます」、「血流を改善する」と説明を受けた。術後直後から身体が痛み、熱っぽくなり、今朝は疲れやすく、やったことを後悔している。

カッピング(吸い玉)は、ガラスのカップの中に熱した空気を入れ、それを肌の上に乗せていきます、温められた空気は膨張しているため、冷えるにつれてカップの中で収縮する。それによって、吸引力が発生。カップの中で皮膚を引き上げていきます(熱ではなく、ポンプを使って同じ効果を得ようとする場合もあります)

カッピング後に、カップの形のあざが残ることが多いのは、カッピングによって皮膚が吸い上げられることで毛細血管が切れます。

頻回のカッピングなど、身体の中で、同じ部分の皮膚が長期間にわたって、繰り返し損傷を受けると、その部分の皮膚に影響がでる場合もあり、治療効果については、幾つかの研究は行われてきましたが、大半はその根拠は、それほど明確に証明されていない、症状の改善にも役立つと結論付けることができるほど質の高い研究は十分に行われていないなどとして、カッピングの治療効果を支持するには至っていないとの結論をだしている医師が多くいることも事実です

毛細血管が切れるので、持続的な皮膚の変色、傷痕、感染症などの副作用を引き起こし、湿疹や乾癬を悪化させる可能性や副作用の心配があると報告されています

「カッピングは絶対的に効果がある」と言う方には良いのですが、カッピング後に体調を悪いと感じた方は、誰かのカップに、あなたの健康を吸い取らせているだけかもしれませんね

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