お尻のコリ

お尻のコリの多くは長時間の座りっぱなし(デスクワーク)、または立ちっぱなしによる筋肉の疲労が原因です。 座っている時間が多い方は臀部~太もも後面への圧迫、ふくらはぎの筋活動の低下により下半身全体の血液循環が悪くなります。立ちっぱなしでも筋肉疲労でふくらはぎがパンパンになり、血行不良から臀部から足にかけて筋肉が固まって、お尻に負担がかかるため、硬くなりコリの原因となります。お灸の治療によりお尻のコリが緩むと足先まで軽くなります。

お灸の効果

●血流改善・痛みの緩和
温熱刺激により周囲の毛細血管が拡がり、血管を流れる血流量が増加することによって血液循環の改善に作用します。また、温熱効果によって血管が収縮・拡張することによって局所の充血やうっ血を調整し、炎症をやわらげる効果もあります。

●免疫・代謝機能の向上
温熱刺激を与えることで、サイトカインが分泌され、白血球が活性化されることから、免疫力が向上すると考えられています。また、皮膚の下にある筋肉や血管、リンパ節が刺激されることで細胞が活性化し、免疫作用がアップします。リンパの流れが改善されるため、むくみの解消にもつながります。

●腸内環境改善
東洋医学では、皮膚表面と内臓を結ぶ情報伝達系のルートを経絡といい、その上の特定の場所を経穴(ツボ)と呼びます。ツボをお灸で刺激することにより、自律神経を整えて、胃腸の活動が活性化され、結果として腸内環境の改善が期待できます。

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